© Reborn-Art Festival 2024
準備中
Reborn-Art Festivalは、宮城県の石巻を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭です。東日本大震災の被災地で、「Reborn-Art=人が生きる術」をキーワードに掲げ、2017年に第一回目の本祭が行われました。国内外のアーティストによる作品展示やワークショップ、地元の料理人と全国の料理人らによる地場の食材を活かしたここでしか味わえない食の体験、音楽プロデューサー・小林武史を中心とした様々なミュージシャンによる音楽ライブなどを行っています。
また、人が自然や人々に出会うなかで「生きる術」を学び楽しむ宿泊研修施設『もものうらビレッジ』や、駆除されるだけだった鹿の命を循環させ、地域に新しいなりわいを作るための鹿肉解体処理施設『FERMENTO』を設立・運営。2023年11月には、石巻の玄関口であるJR石巻駅構内に未利用魚や鹿肉など地元の味を“おでんとタコス”で楽しむ飲食店『Reborn-Art STAND』をオープンするなど、地域の復興や振興につながる持続的な循環を生み出す取り組みを続けています。
2019年
テーマ:いのちのてざわり
初の本祭となった2017年から2年を経て開催された「Reborn-Art Festival 2019」。期間は2019年8月3日〜9月29日。牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾(石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)を会場に約44万人が来場した。テーマは「いのちのてざわり」。
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テーマ:利他と流動性(前期)
東日本大震災から10年が経ち、新型コロナウイルスの感染が拡大したこの年、「利他と流動性」をテーマに掲げ2期に分けて実施。前期は8月11日~9月26日、石巻市街地、牡鹿半島(桃浦、荻浜、小積、鮎川)、女川駅周辺を会場に開催し約10万人が来場した。
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テーマ:利他と流動性(後期)
新型コロナウイルス感染症のまん延を予防すべく前期・後期と2期に分けて実施された「Reborn-Art Festival 2021-22」。前期から引き続き「利他と流動性」をテーマに掲げ、 後期は2022年8月20日~10月2日のあいだ、石巻市街地、牡鹿半島(桃浦・荻浜・鮎川)で行われた。
ウェブサイトを見る石巻は漁業、農業など一次産業の盛んな町です。JR石巻駅にオープンした『Reborn-Art STAND』では、石巻・牡鹿半島の豊かな海、山から届く食材たちをおでんとタコスで味わうことができ、会期外でも気軽に立ち寄れる Reborn-Art Festival の新たな食の拠点となっています。
石巻は、東北の宮城県で仙台に次ぐ第二の都市。面積は約554平方キロメートル、人口は約14万人。南東部の牡鹿半島は世界三大漁場・金華山沖を抱える自然豊かな地域です。
2011年3月11日の東日本大震災では甚大な被害を受け、津波犠牲者最多の市区町村となりましたが、それでもなお、自然の力強さと人々の生きる勇気や知恵によって日々育まれ、根付く文化や続く暮らしがあります。
そうした復興のなかで誕生した Reborn-Art Festival に関連する拠点では、会期外も、継続展示しているアート作品や食を楽しむことができます。